
ケミカルピーリングとは
ケミカルピーリングとは
皮膚の表面に酸性の薬剤を塗り、古くなった角質や毛穴に詰まっている角栓老廃物などを溶かして取り除く
施術です。
余分な角質を取り除くことで肌の新陳代謝を高め、皮膚の再生を促進する為、ニキビ治療の他にもシミ・弛み・シワなどの肌トラブルを改善する施術法として評価されています。
ケミカルピーリングで主に使用される酸はグリコール酸・クエン酸・フルーツ酸(AHA)であり、肌の状態により使用する薬剤を選び濃度や塗布時間が決められるのです。
フルーツ酸によって余分な角質や毛穴の詰まりを取り除くケミカルピーリングは特にニキビに対して効果を発揮します。
症状が悪化する前に過角化によって溜まった余分な角質を取り除き、ニキビの発生を阻止するのです。
ケミカルピーリングは発生したニキビを解消する・悪化を防ぐ・新な発生を阻止するこの三種類の効果を同時に行う施術法となります。
サロンとクリニックのピーリングの違いを理解する
エステティックサロンでもピーリングを行っていますが、治療目的のケミカルピーリングをすることは法で禁止されており、
治療目的の施術を行えるのは医療機関のみ
です。
この理由によりサロンで使用される薬剤の酸は薄く、治療効果を得る為には酸の濃度が濃い必要があることに加え各自の肌状態に合わせて適切な処置が行われなければならない為施術はクリニックで受けることが勧められます。
ケミカルピーリングは意図的に酸によって角質層を薄くする施術法ですが、角質層のバリア機能は一時的に低下している状態になり、乾燥や紫外線によるダメージを受けやすくなるのです。
施術後に注意する点は、肌の保湿をする・日焼け止めを塗り紫外線を防ぐ・洗顔を行う時は肌を強く擦らないなどです。
ケミカルピーリングは数回受ける必要がある施術ですが、その理由は強い薬剤を使用すると肌に負担が掛かる為であり、皮膚にダメージを与えない程度に施術の回数を重ねる必要があるのです。



